子どもと自分「支え合って」育てていこう!!
- 子育て
女性にとって妊娠、出産、育児
その中に詰まった思いやエピソードは、
これまでの人生の中で最も凝縮された時期
だと思うのです
「育児」は
とびっきりの喜びがあるご家庭にとっても
「不安」はつきもの・・
特に、ママになった女性は心身の状態が
物質的にも精神的にも激変します!!
そのがママも周囲も自覚できていないと
育児への不安やストレスは大きく、
一手に引き受ける
ママ自身でのコントロールは不可能
ママの不安を軽減するための配慮や対応は
全然足りていません!!
「ママなんだから」「ママとして」
「私がやるべき」と
根深く信じる健気なママさんたち
私のもとにも
「出産後気持ちが落ち込み、不安が増すばかりなんです」
とのお問い合わせがあります。
こんな時、感謝の思いでお話を聴かせてもらいます
「声を上げてくれてありがとう!!」
お母さんを代表しての勇気の発言
泣いたり、笑ったり、お子さんのことはもちろんですが
生活の中での頑張り
小さな楽しかったことや嬉しかったことを
教えてもらいます。
はじめは全く思い浮かばない・・・
そううつむいていたお母さんも
話せたこと、繋がっていいということ
一人ぼっちじゃないということだけでも
気づけて
喜んでくれるのです
私は、支え合って子どもを育てていくことは
家族、社会にも素敵な潤いをもたらすと思っています。
私が、託児と幼児教室をしていたときのことです
Aくんの母親はキャリアのある女性です。しかし出産後は
「子どもを育てるのが母親の役目」
とお義母さまに言われたことをとても重く受け止めていて
せっかく就職してもすぐに辞めてしまい
続きません。
その日もやっと就職できた会社を早退してきたと言って
お迎えに来ました。
「仕事がしたい」そうつぶやきながら
結局、その母親は子どもを預けることができず
会社も辞めてしまいました。
もう一人の母親は体調をひどく崩し
急遽お子様をお預かりしました。
半日勇気を持って預けたのでしょう
「少し横になることができました」と言って感謝されていましたが
すぐに回復するわけもありません
私は一週間分の保育可能枠をお伝えしましたが
この方も結局預けることができず、
子どもにも感染してしまったとのこと
お手紙とともに、お礼のお菓子が届きました。
どちらも、ママにとっては、
子どもから離れること
子どもは自分が見るのが当然で預けることは
とてもハードルの高いこと
なのです
その背後には、
母親にして欲しかったことを
または、母親にしてもらってきた以上のことを
自分は一生懸命やり遂げよう
としている姿もあります。
とっても健気ですよね・・・
自分の状態も育児も・・・
「どうしていいのかわからない」
そんな母親の本当の心の叫びは
いまも放置されているかもしれません
私は「ファミリーサポート」でも活動していました。
保育園、小学校にお迎えに行ったりすることで
先生方と繋がり
他の子どもたちとも顔見知りになり
公園で遊ぶと地域の人たちともおしゃべりが弾み
家では他の家族と一緒に御飯も食べたり
我が子と一緒に宿題をしたりと
とっても楽しかったです
家族が話し合って必要なサポート体制を選び
行政や地域が協力して「笑顔」の循環ができるのです
家族が一緒に考えていく姿勢
母親が自分一人で抱えるのではなく、
必要に応じて援助を求めたり、
さまざまな支援制度や機関を利用したり
することは
家族、社会にも素敵な潤いをもたらします
ファミリーサポートセンターの情報はこちら
↓
http://www.jaaww.or.jp/service/family_support/
ひとり親になってすぐはとても大変なことが多いです
ひとり親を支援するNPOに、
「しんぐるまざあず・フォーラム」があります。
http://www.single-mama.com/
東京都では「ひとり親家庭支援センター」
生活相談、養育費相談、離婚前後の法律相談、
就業支援などのサービスをやっています。
http://www.haat.or.jp/
「東京福祉ナビゲーション」というサイトもあります。
http://www.fukunavi.or.jp/fukunavi/eip/05hitori_mokuji.html
必要な方に届きましように!!
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