【深層心理の形成①】

心育て塾の心理カウンセラー

山下力人です。

　

今日は

私たちの深層心理が

どのように形成され

　

成長していくのかについて

心を込めてお話しします。

　

私たちの深層心理は

生まれた瞬間から

　

日々の小さな経験によって

形成され、人生の様々な

段階を通じて成長し続けます。

　

特に、乳児期（出生から約2歳まで）

は、私たちの心に信頼感や安心感の

種をまく重要な時期。

　

この時期に感じる愛情や安全感は

人生の後半での自信や

心の安定に大きく関わってきます。

　

幼児期（約2歳から3歳まで）

は、自分という小さな花が

咲き始める時期です。

　

この時に感じた愛情と肯定は

自己効力感や自尊心の

花を咲かせます。

　

しかし、否定的な経験も

自己価値の感覚に影響を

与えることがあります。

　

「もっと両親が愛情を

与えてくれれば、私は強く

自信ある女性になれたのでは？」

　

と思う方もいらっしゃるでしょう。

　

でも、同じような境遇でも

強く自信を持って生きている人は

たくさんいます。

　

これは、遺伝と育成環境の

相互作用が大きく関与しています。

　

双子や養子縁組の研究から

わかるように、人間の性格は

約30%から60%が遺伝的に

決定されており

　

それが性格形成の基盤を作ります。

そして、その上に積み重なる

経験や育成環境が

今のあなたを形作っています。

　

50代の女性にとって

これらの深層心理がどう現れるかは

幼少期の経験によります。

　

時には自己評価の低さや

他人への依存として

現れることもありますが

　

幼い頃に感じた安定した愛情が

今のあなたの強さや自信に

つながっていることもあります。

　

今のあなたに大切なのは

この過去の経験を温かく受け止め

今の自分を深く理解し、愛すること。

　

過去を変えることはできませんが

過去が今のあなたを作り上げたことを

認識することで、より充実した

未来への扉を開くことができます。

　

どんな過去も

あなたを成長させた大切な一部です。

　

今、この瞬間から

自分自身を優しく肯定し

愛することから始めましょう。

　

私たちは皆

自分自身の最良の理解者であり

いつも自分を支えてくれる

力を持っています。

　

あなたの内側にある美しい力を信じて

一歩ずつ前に進んでいきましょうね。