【年賀状から感謝の言葉へ】
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心育て塾の心理カウンセラー、山下力人です。
時代の変化と共に、私たちの伝統や習慣も変わりつつあります。特に顕著なのが、年賀状の文化です。かつては新年の挨拶や感謝の気持ちを伝える重要な手段でしたが、今では環境への配慮やデジタルコミュニケーションの普及により、その習慣が薄れつつあります。
しかし、ここで大切なのは、形式ではなく、その背景にある「感謝の気持ちを伝える」という文化の維持です。年賀状は単なる紙の交換以上の意味を持っていました。それは人間関係を維持し、深めるための「潤滑油」の役割を果たしていたのです。
環境への配慮やデジタル化が進む現代でも、私たちは新しい方法で感謝の気持ちを伝え続けることができます。たとえば、電子メールやSNS、さらにはZoom(ビデオ会議ツール)を使って、新年の挨拶をすることも一つの方法です。大切なのは、その方法がどれだけ個人的で心からのものであるかです。
実際、私のクライアントの中には、新年の挨拶をデジタル化して、よりパーソナルなメッセージを送るようになった方もいます。彼らは、相手のことを思いやり、感謝の気持ちを伝えることで、人間関係が以前よりも深まったと感じています。
私たちが目指すべきは、伝統を守ることだけではありません。時代と共に変化し、進化していくことです。そして、その中で一番大切なのは、相手への思いやりと感謝の気持ちを伝えることです。これこそが、どのような時代でも変わらない人間関係の基本であり、私たちが大切にすべき文化です。
新年を迎えるにあたり、形式にとらわれず、感謝の気持ちを伝える新しい方法を見つけてみましょう。それが、私たちの人間関係をより豊かにし、社会をより温かいものにするでしょう。
皆さん、新しい年が皆さんにとって、温かく豊かな一年となりますように。
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