価値ある貯蓄のやり方

愛するあなたへひとりごと

 

「お金がなくってどうやってやりくりしたの？」

 

父は公務員、母は手に職があるわけでも

キャリアがあるわけでもない

夜な夜な内職をしてたのを思い出す

3人の子どもにやりたい習いものをさせ、

次々大学へ行かせ、

日常せこせこした姿を見せたことがない

 

同じ立場になって

どんなに賢い貯蓄方法があったのだろうかと

不躾に聴いたのです

 

母の答えは

お金はね『必要なときにはちゃんと必要な分入ってくるんだよ』

 

70歳まで現役だった母曰く

 

仕事はそこの(会社の)利益を考えてやる、

利益以上のお客様の喜ぶ顔、びっくりする顔を楽しみに

せっかくやっている時間を無駄にはしない、人の三倍やる、ぱっぱとね(笑)

そりゃ文句も言われたさ、

『あんたがやりすぎるから皆が困ってる』とか

『そこが一番やりやすいとこだからだよね』とかね

でも、

他の人がどうとかそういうことは関係ない、

自分がそうできることが気持ちがいいじゃない

 

そうしてるとね

『困ったなぁ～っ』と思ったときに助かるわけ

 

例えば【お金】なら

黙ってて昇給してくれたり、ボーナスに+αがあったり

 

知らんとこで、見ててくれる人はいるんだよ。

【お金】だけで考えてたらつまらないよ

本当の価値ある貯蓄は

【お金】に交換できないところにある

それは、すべてのところで守られるんだよ

 

今でも

仲良くできるのはね、心根のいい人ばかりだ

しょげてたら電話がくるし

ほら、これもこないだ持って来てくれたさ

美味しいよ。

母よ

これって、かなり大事なことじゃないかっ！！

 

価値ある貯蓄は

『必要なときにはちゃんと必要な分入ってくる』

そんな命を使う時間を過ごしてきた

生きざまなんだね

 

人それぞれの素敵な人生

言葉で表せないこともいっぱいある

理不尽だと思うこともいっぱいある

 

そんな時、

『価値ある貯蓄』のほうへ静かに命を使う

 

目に見えた勝利の人生より

目には見えないけど、負けない生き方に

喜びは大きく深くありそうだ

 

母の言う

「本当の価値ある貯蓄は

【お金】に交換できないところにある」

これってもしや、

次の世にも持っていけちゃう

スペシャルなものなんじゃないっ(*゜Q゜*)