【深層心理の形成④】
- ブログ
- 山下力人のBlog
心育て塾の心理カウンセラー
山下力人です。
今日は、青年期の深層心理についてお伝えします。
乳児期から学童期にかけての経験を経た私たちの深層心理は青年期(12歳から18歳まで)に入ると、さらに複雑な段階へと進展します。
この青年期は、自己認識と世界に対する見方が大きく変わる重要な時期です。アイデンティティの探求と個人的な価値観の発展が、この時期の中心的なテーマとなります。
青年期には、青少年たちは自分自身と周囲の世界について深く考え始めます。彼らは自分のアイデンティティを探求し、自分なりの価値観や信念を形成していきます。
友人関係、ロマンス、学業、将来の職業選択など、様々な要素が彼らの自己像の構築に影響を与えます。
この時期の友人との深い関係は、社会的スキルと自己表現の発達に重要な役割を果たします。また、ロマンティックな関係は自己認識を深め、他者との絆の重要性を教えます。
学業の成功や失敗は、自己効力感や自尊心に影響を与える一方で、将来への期待や不安を生み出すこともあります。
しかし、青年期はまた、自己疑念、孤独感、対人関係の問題など、多くの挑戦や困難に直面する時期でもあります。
この時期に経験した失敗や挫折は、青少年たちの自己認識の形成に影響を及ぼし、将来の自己評価や対人関係に影響を与えることがあります。
これらの経験は、成人期に入った私たちの人生観や価値観に大きな影響を与えます。私たちがどのように自己を認識し、周囲の世界とどのように関わるかは、青年期の経験に大きく影響されています。
青年期の心の旅は、私たち一人一人の人生に深い意味をもたらすのです。
Contactお問い合わせ
ご意見・ご相談、料金のお見積もりなど、お気軽にお問合わせください。
心育て塾では、お客様が抱えるお悩みなどを安心して話せる環境を整えております。初めての方も気兼ねなくご相談ください。
受付時間 平日9:00~17:00